寝不足な夜が続きます。

北京オリンピックが始まったせいで毎夜毎夜、テレビに釘付けで寝不足です〜。皆もきっとそうよね?
さて、皆さんからの目安箱に寄せられた声がやっと届きましたので、お返事を。ライブが終わって早2週間が過ぎようとしてますがまだあの時の興奮と感激は冷めてませんよ〜。来てくれた皆の感想もとっても嬉しいものばかりでどうもありがとうね〜!!私は当時から、事務所の方針とやらで『森下玲可』としてはテレビ以外では唄わせて貰えなかったので全くライブをやらなかったのよね。
勿論、その前の『西田智美』でデビューのときは、(というかデビュー前のアマのころからだけど)ライブづくしでツアーもやったし、レコーディングの合間は全てライブだらけでした。そのライブアーテイストが突然テレビ中心になってレコーディング中心になりステージからどんどん遠ざけられてしまってね〜。ただ、ステージやりたい気持ちだけは持ち続けてたんだけど、何だかいつライブアーテイストに戻っていいものか判らなくなってしまっててね。よく考えるとやっと今『西田智美』と『森下玲可』がしがらみ無く普通に一緒になったということかな。今、思えば当時『森下玲可』を作り上げたスタッフたちは本当の私のスタイルは必要としてなかったからね〜。

何故なら今回のライブを見た方なら判ると思うけど、私はかなりロックなので(笑)というか元々ハードロックな人なのでライブスタイルがロックなのです。だからミステリアスな「森下玲可」には実態がないほうがよかったのかも。で、それ自体に私自身が付いていくのに嫌気がさしたというか、なんというか。
まあ、そんな心の葛藤があったのですがやはり年月が解消してくれたというのが正しい。私は私。どんなスタイルでも自由に唄いたい。そんな気持ちが強くなってロックなライブをやっちゃいました(笑)。だからきっと、皆さんが感想にも寄せてくれたように「ブランクを全く感じない」とか「伸び伸びしている」とか「貫禄、余裕がある」とか、そんな風に見えたのだと思います。私的にはホントに普通に原点に戻ってリラックスして気持ち良くやっただけなのです。で、大正解でした。だから、今回のライブの選曲も皆さんからのリクエストにも答えつつ、「西田智美」時代の曲をオープニングナンバーにしてやりました。ビックリ!!この曲、何??って思った人もいたでしょ?あれは16年前の私の作詞、作曲したもの。1stアルバム「プリズム」に収録されてます。
そうそう、ここまで書いたらセットリストが知りたいよね〜。正解はM-1「Get Away」M-2「運命にKISS」M-3カバー曲「ロコモーション」M-4「傷つけてプレシャスラブ」という構成でした〜。
「運命にKISS」のイントロが始まった途端に「うお〜!!」っていう声が上がりましたがその中の声がぴょんた君である事もわかりましたよ(^^)。「プレシャスラブ」のときは涙ぐんでる子もいたし一緒に唄ってる子もいたしね。きっと、ひとつひとつの曲が皆の思い出とリンクしてるんだね。
私にとっては私が残した曲全てが私であって、それの名義が芸名なのか本名なのか、そんな事は分ける事自体が不可能でありナンセンスだと改めて確認しました。
私自身がアーテストとして活動してきて、少なからず皆の想い出の中に一曲一曲が刻まれてるのがとても嬉しい事だし幸せだよ〜!!唄ってて、作品残してきてよかったとホント思った。
「アーティストには人の人生を変える事ができるんだよ」と新人の私は当時のマネージャーZ氏に教えられた事があってその意味がよくわからなかったけれど、こういう場面に会うたびに確かに実感します。そういえばドリアくんからのメールにも似たようなことが書いてあったね。皆の人生の1ページに私が居られるのならとても幸せ。これからも皆のエネルギーの糧になれるように今後もがんばるね〜。来年は『森下玲可』のデビュ−15周年です。何か又大きな動きがある事を願って。

そうそう、ファンの皆のメール、どうもありがとうね。ぴょんたくんもドリアくんもテルミちゃんもマコちゃんも。それから、ぴょんたくんはライブのときお話出来てよかったわ。ちっとも変わってなくてすぐ判りましたよ。それから今回のライブには前座でアマバンドも出てたけど、その『Bluck Star』のメンバーからも丁寧なメール頂きました。どうもありがとう。又、機会あったら是非一緒にやりましょうね。
では、又、オリンピックに戻ります。
・・・しかし、北島康介はすごいわ。感動です。ありがとう!